Q.離婚の際に決めておかなくてはならないことは?
質問
離婚の際に決めておかなければならないことにはどのようなものがあるでしょうか?
回答
離婚の際に決めておくべき主な事項としては、①子の親権、②養育費、③子との面会、④慰謝料、⑤財産分与、⑥年金分割に関する事項です。
法律上、未成年の子の親権者以外の事項について決めておかなくとも、離婚そのものは、お互いが離婚することに合意することで可能ですし、お金の話は離婚後に決めることも可能です。
しかし、お金のことは後にして離婚だけでもと先に離婚届を出してしまうと、相手との接触を取ること自体難しくなりますし、特にお金を払う側にとっては話し合い自体に応じる動機が弱くなり、話をすることが難しくなります。
離婚の事情によっては金銭的なことについては請求をしない、ということもあり得ますが、請求を考えているのであれば離婚の際に決めておく方が良いといえます。
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